2017年01月07日
さんかく座 M33
2016/12/30 夜9時~
寒いですが、風は無く雲一つない晴天。
月例も0.8で新月、大分のど田舎の夜空は真っ黒になります。
多少お酒は入りましたが、実家の2Fの鉄筋に上り
ポータブル赤道義・スカイメモRS をセッティング。
アンドロメダ大銀河(M31)235万光年とほぼ同じ距離の
280万光年の位置にM33があります。
太陽系を含む銀河系の直径は10万光年。
その20~30倍先にぽっかりと浮いているイメージ。
他の銀河は1000万光年以上離れているので近いのです。
それでも途方もない距離なのですが、
相手が銀河系だけに数倍の双眼鏡があれば見える。ホントです。
実はこの日が初めて見たんですが、、、^^;
数字で見ると見かけの大きさは、
アンドロメダ大銀河が190×60分角。(角度にして3度くらい)
M33は71×42分角。(1度くらい)
月の見かけの大きさは31分(0.5度)なので、
M33は月の2倍くらいあるのです!
M31とM33 PENTAX-FA★85mmF1.4→2.8,ISO1600,60秒×6枚(6分相当)

85mmのAPS-Cレンズで同一視野内に撮影できます。
位置はアンドロメダ大銀河はアンドロメダ座の右腰部分から
延びる3個の明るい星があり探すのは簡単。
M33はその逆方向と考えれば少し探しやすいかな?
一度撮っちゃえば次からはもう分かります。
M33 PENTAX-M200mmF4開放,ISO1600,2分×8枚(16分相当)
(1/2トリミングで400mm相当の画角)

M33は銀河を真上から見た位置にあり、綺麗な渦巻きを
見ることが出来ますね~
手前の星々は太陽系銀河の星で、そのはるか先にM33銀河が
あるのがイメージ出来るでしょうか?
そういう想像をしながら写真を見るのがとても面白い・・。