2016年01月10日
二重星団&プレアデス星団(M45)

ペルセウス座の二重星団とおうし座のプレアデス星団(M45)です。
どとらも、自分のとても好きな天体で、
肉眼で見つけやすく小さい星が群れていて、とても綺麗というか可愛いのです。
天体には銀河、球状星団、散開星団、散光星雲など色々あり、
基本的に銀河以外は、太陽系を含む銀河系内にあります。
銀河系の直径は10万光年ありますが、
二重星団は6800光年、プレアデス星団は433光年と近く?にあります。
二重星団は偶然同じ位置にあるのではなく、本当に2個が近くにあるみたい。
だからこそ、見ていて美しいのかもですね・・^^
↓ペルセウス座 二重星団 PENTAX K-5II Tokina-400mm

青い星が多いのは若い星の集まりだから。(数百万年前にガスが集まって星になったそうです)
場所は、カシオペア座のすぐそばで、カシオペアが見える時期になると探して
見えると「居る居るっ」っと当然なんだけど、嬉しい。
カシオペアを目安に、二重星団とアンドロメダは見つけやすい。
残念なのは、さんかく座のM33という大きい銀河を撮影しなかったことです。
こんな写真でもうっすら写っているので、きっと撮れた気がします。来年挑戦^^


この星団は真夏の明け方には東に上って見えるのですが、
学生の頃、真夏の明け方にこの秋の天体、
プレアデスの姿を見ると不思議な感覚になったのを覚えています。
(まぁ、一晩にざっくり3つの季節の星座が見えるんですが^^)
Skymemoで何度か撮影にチャレンジしています。
肉眼で見る分には、こじんまりとした星たちが見えるのを楽しむのですが、
写真の場合は星の周りに青いハローみたいな雲がかかっているのが特徴的で、
それを撮影したいのですが、またも露出不足でした。
(少しハローは見えてますが、もっと青い雲を見たいのです!)
↓プレアデス星団M45 PENTAX K-5II Tokina-400mm

[撮影情報] 二重星団
日時:2016/1/1 21:19~
赤道義 : Kenko Skymemo RS
カメラ : PENTAX K-5 II
レンズ:Tokina400mm/F5.6解放
合成ソフト : DeepSkyStacker 3.3.2で5枚合成
青ハロ除去ソフト:FlatAide
時間:2分×5=10分相当、ISO3200
IMGP1388~92.JPG:120sec,ISO3200×5枚
[撮影情報] プレアデス星団M45
日時:2016/1/1 20:28~
赤道義 : Kenko Skymemo RS
カメラ : PENTAX K-5 II
レンズ:Tokina400mm/F5.6解放
合成ソフト : DeepSkyStacker 3.3.2で7枚合成
青ハロ除去ソフト:FlatAide
時間:2分×8=16分相当、ISO1600,3200 ※ハロー目的では露出不足!
IMGP1369~74.JPG:120sec,ISO1600×6枚
IMGP1375~76.JPG:120sec,ISO3200×2枚
2016年01月09日
オリオン座 馬頭星雲
アンドロメダ銀河に続き、
元旦に撮影したオリオン座にある馬頭星雲です。
この星雲も人気がある天体で、
馬の首という印象的なその形にあると思います。
中学校?の理科の教科書とかに載っていた記憶が
あり、ぜひ見てみたいと思ったものです・・。
馬頭星雲は背後に赤い散光星雲があり、
光を通さない暗黒星雲が馬頭になっています。
散光星雲が赤外線寄りなので肉眼では見れない感じです。
しかし、カメラなら何とか写ります。
2年前には露出不足でしたが今回はISOを上げて挑戦。
↓馬頭星雲 PENTAX K-5II Tokina-400mm 1/2トリミング

400mmでこの倍の画角がりますが右半分を削除した感じ。
もう少し背後の散光星雲が明るく撮りたかったかな。
ISO3200の2minでも露出不足でした。
場所はオリオン座の真ん中の3つ星にあるので分かりやすい。
左に見える明るい青い星2個が三ツ星の左2個になり、
場所が分かりやすいので撮影は簡単。

[撮影情報]
日時:2016/1/1 20:57~
赤道義 : Kenko Skymemo RS
カメラ : PENTAX K-5 II
レンズ:Tokina400mm/F5.6解放
合成ソフト : DeepSkyStacker 3.3.2で7枚合成
青ハロ除去ソフト:FlatAide
時間:2分×7=14分相当、ISO3200
IMGP1379~85.JPG:120sec,ISO3200×7枚
↓ 大きな画像(1.5MBあります)

2016年01月03日
M31 アンドロメダ銀河

(最近は大星雲とは呼ばずに銀河と呼びます)
自分の年齢では、アニメ「銀河鉄道999」の終着点。
メーテルと鉄郎が汽車で旅をするアレです。
(若い人は知らない^^)
さて今、夜空に見える星は全て地球を含む銀河系内にある星です。
銀河系には2000億個の星があると言われてますが、
この銀河の外にさらに1000億個の銀河があるそうで、
ホント途方もない数字です。(こういう飛び抜けた感覚が好きです!)
アンドロメダ銀河は地球から約250万光年、
直径は約25万光年で、地球の隣の銀河になります。
銀河系に対して秒速約300キロメートルで接近していて
30億年後に衝突して合体、1個の楕円銀河になります。
衝突といっても星同士は衝突しません。
銀河ってそれほど疎なんです、不思議。
肉眼で見える最も遠い物体だそうで、慣れれば存在を確認出来ますよ。
↓ M31アンドロメダ銀河 PENTAX K-5II Tokina400mm

(2016/1/4:画像を少し修正)
Windows Liveフォトギャラリーでコントラストを2回最大に上げ、その後
「深夜道楽Web」 さんのフリーソフト FlatAide(フラットエイド) で、
気になる星の青色ハロー現象を除去をしてみた。
下の加工前写真に比べ、青色ハロー(青の偏光)が無くなってます。凄い!
銀河の中心付近をバルジと呼びます。
その周りの円盤部分を横切る暗黒星雲がきちんと写ることが
出来たら上出来と思っていて、なかなか良く撮れたと思います。
手前の多くの点は銀河系内の近くの星で、その何100倍も先の宇宙空間に
アンドロメダ銀河があるわけですが、想像できるでしょうか・・^^
あと、意外と思われますが見かけの大きさが満月の約5倍もあるという事です。
知らない人は、
えっ?望遠鏡じゃないと見えないでしょう。
となりますが、実は満月よりも大きいのです!
同じ400mmの望遠レンズで写したアンドロメダ銀河と
満月の縮尺比較をしてみましたが月より大きいですね。
明るさは全然違いますが。
肉眼だと中心部付近だけぼやっとした雲のような光に見えますが、
写真だと案外綺麗に写りました。
↓ M31 アンドロメダ銀河と月(400mm望遠レンズでの大きさ比較・トリミング無し)

[撮影情報]
日時:2016/1/1 19:42~
赤道義 : Kenko Skymemo RS
カメラ : PENTAX K-5 II
レンズ:Tokina400mm/F5.6解放
合成ソフト : DeepSkyStacker 3.3.2で15枚合成
青ハロ除去ソフト:FlatAide
時間:2分×15=30分相当、ISOは800,1600,3200
IMGP1352~53.JPG:120sec,ISO800×2枚
IMGP1355~63.JPG:120sec,ISO1600×9枚
IMGP1364~67.JPG:120sec,ISO3200×4枚
↓ 大きな画像(1.7MBあります)
2016年01月03日
蒲江 オワテタ
2015/12/30~1/1
帰省し大分県は蒲江高山サーフにサゴシ&シーバス狙いに、、
だたっ広いサーフに釣り人は無し。
ここのサーフは福岡サーフより2~3mくらいは深い感じです。
カモメが居ないので着いたと同時に状況は理解できました。
やはり、・・釣れません(笑)
完全に終わってて、ベイトの鰯は居ません。
追っかけもほとんどなく2度だけサゴシっぽい追っかけを見た程度、、
エソっぽいヒットがありましたがハリハズレ^^;
ここ3年は釣れてないので、やはり黒潮の影響はあるとはいえ、
蒲江も12/末は厳しいんですね。
沖にはブリが居るんでしょうけど・・

軟弱釣師さんが楽しんでいるメッキがいるのかもしれませんが、
何処に居るか分かりません^^;
サーフは少なく、高山海岸に行ってます。
多分10月頃はパラダイスになっているんでしょうけど・・ ^^
↓元猿にあった看板をパチリ
