2014年10月12日
月齢14

本番に向け、練習^^(試し撮り)してました。ベランダからの月面固定撮影。
滅多に使わないカメラ(K-5II)なんで、操作設定とか思い出すのが必要・・(笑)
望遠鏡は持っていないので、ズームレンズを使います。
望遠鏡にカメラをセットする方法もありますが、、やったことありません。
で、満月の場合はISO400 F8 で1/1000秒~1/250秒位のようです。
つまり赤道儀は不要です。
(皆既中などの地球照を写す場合は10sec~20sec位なので赤道儀必要)
50枚くらい撮って一番ピントが合ってたのがこれ。
ウサギとなる海も良く見え、最大のクレータであるティコ山も良く写ってます。
ウサギは下を向いてます。耳が右の2つの海。
※西洋では、左を向いた女性の顔だったり、カニだったりとか現実的ですが、
日本は"ウサギがモチをついている"と、なんと豊かな発想でしょうか^^;
2014/10/7 月齢14 (皆既月食の前日) [Tokina400mmF5.6→F4,ISO400,1/800sec, トリミング]

[海が分かりやすいように画像ソフトでコントラスト等いじってます]
ここから、技術的な細かい話。
苦労するのはピント合わせで、最近のオートフォーカスはマニュアルに切り替えると
可動部に遊びが必要な構造のためか∞では停止しないと思います。
(最新レンズでは月ならオートの方が良さそうですが・・・)
・・使っているのは20ウン年くらい前に買った、
安い単焦点 Tokina 400mmF5.6 の暗めの望遠レンズです。
マニュアルフォーカスでフィルター径は72mm。
マニュアルフォーカスなので∞点でピント用のリングは停止します。
しかし、これが曲者で個体差もあるのか∞よりわずかに戻さないと
ピントが完全には合わない・・T_T
因みに波長により屈折率が違って(プリズムで虹色が見えるように)、
極端な話では赤外線領域の波長だとRマークに戻す必要があります。
Fを絞ると16,22,32のマークの範囲でピントは合ってくれますが、
解放近く(Fを小さく)にすると被写界深度のためピント範囲が狭くなります。
このレンズはRまでの1/4くらい?戻すとピッタリ∞・・(ボロなだけかも?)
まぁ、デジタルだと1枚撮影して、ピントをチェックが出来るので楽と言えば楽ですが、
デジカメのモニタではピントが合って見えても、
PCで実サイズの画像を見ると、結構ピントが甘かったりと・・うーん
