2014年01月08日
M42(オリオン大星雲)

とにかくとても明るく大きい星雲で場所が分かりやすい。
オリオン座を知らない人は居ないと思いますが、大きな星雲があるのは普通は分からないですね。
実は、写真写りのいい星雲です。田舎だと肉眼でもモヤッっと見えます。
あと教科書とかにも載っている馬頭星雲とかもM42のすぐ上にあります。(今回は露出不足でしたが・・)
星雲ってのは、その手前の恒星の輝きによって奥にあるガスを照らす構造になっているようです。
オリオン大星雲は、リンゴをかじった穴の部分が照らされ、窪んだ形状らしい。
立体構造まで分かるとは、天文学者は偉い・・。
肉眼では、こうは見えませんが写真だと光をずーっと蓄積できるので、
こんなに綺麗に見えます。
M42(オリオン大星雲) [PENTAX K-5II/Tokina400mm/F8/ISO400] 5min×4枚コンポジット 少しトリミング

※ 少し画像処理しました(コントラストを上げ星雲を浮き立たせ、色温度を上げ全体的に赤っぽく修正)
星雲の最下部が見やすくなりました。
さて、昨年購入した一眼レフのPENTAX K-5 II はローパスフィルタ搭載です。
ローパスフィルタレスのK-5 IIs モデルもあり、ローパスレスだと赤い星雲が写りやすいようです。
(但し、IIs はレンズセットがなくボディのみの販売なので今回は購入を諦めました・・T_T)
やはり、赤い色が足りない気がするのですが、画像処理で手を加える必要があるのかなぁ?
とはいえ、フィルム時代に比べデジタルの方が短時間で写るので楽です。
標準レンズでオリオン座を取っても星雲はそれなりに写ります。(下写真)
↓ オリオンの腰部分の少し下にある子三ツ星と呼ばれる箇所にオリオン大星雲はあります。
